データ復元前に必ず知っておくべき注意点

今回は、消えたデータを復元するにあたって、知っておくべき注意点4つを紹介します。 

パソコンのドライブや外付けHDDに保存しているデータを間違って削除したり、クイックフォーマットしたりして大事なデータが消えてしまったことはありませんか?

大事なデータなので、復元したいですね。ところが、復元ソフトを使うか、業者に頼むべきか迷うこともあります。
実は物理的破損でなければ、データ復元ソフトを使って消えたデータを高確率で復元できる可能性があります。
データ復元ソフトを使って消えたデータを復元する方法については、「データ復元方法」をご参照ください。

データ復元について知っておくべき注意点  

1:早ければ早いほど復元率が高い
時間が経つにつれ復元率は低下していきますので、データを消した後に早い段階で復元作業に取り掛かりましょう。早ければ早いほどデータを復元できる可能性は高くなります。

2:復元するメディアの使用を中止
消した後の領域が上書きされた場合は、復元できる確率が下がりますので、データを消した後に、その領域に新しいデータを保存したりすることを避けましょう。

3:ソフトのインストール先を復元元以外の場所
復元ソフトを復元元のドライブにダウンロードすると、復元しようとするデータに損害を与えて復元できるなくなる可能性がありますので、インストール先を復元元以外の場所に設定しておきましょう!
例えば、パソコン中のデータを復元する場合は、復元ソフトをUSBメモリー若しくは外付けHDDにダウンロードしてインストールしましょう。 逆に外付けHDDやUSBメモリーからデータ復元する際、復元ソフトのインストール先をパソコンにインストールしましょう。

4:復元先を復元元以外の場所 
復元ソフトを使ってデータを復元する場合は、復元するデータを保存する場所の設定が求められます。その時は必ず復元先を復元元以外の場所に設定しておきましょう。
パソコンのデータを復元する場合、復元先をUSBや外付けHDDなどにしてください。外付けHDDやUSBメモリを復元する時は、復元するデータをパソコンに保存してください。

最後のご注意:データを100%復元できるソフトはどこにもありません、復元業者でも100%復元できる保証はないので、大事なデータでしたら、二重三重バックアップすることは何よりもです。